トレーディア、前期純利益2.5倍に下方修正 修繕費用と減損損失を計上で

20220512トレーディア

【神戸経済ニュース】港湾運送のトレーディア(9365)は28日、2022年3月期の連結純利益が前の期比2.5倍の2億6900万円になったようだと発表した。従来予想の2億8000万円から下方修正した。売上高に相当する営業収入は上振れしたが、第4四半期に新たな修繕費用や、持ち分法を適用する関連会社の減損費用等を計上したのが響いた。

 営業収入は23%増の183億円、営業利益は4.9倍の2億9800万円になった。従来予想は164億円、2億6000万円だった。事業部門別で見ると輸出部門が大幅に回復して黒字を確保したほか、混載事業も手がける国際部門は輸送需要が堅調だったうえ、船便を航空便に切り替える動きが増えたのも増収につながったという。

 トレーディアは13日に22年3月期決算を発表する予定だ。


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