日和産の前期、純利益一転21%減に下方修正 取り立て不能額が確定で引当金

20220511日和産

【神戸経済ニュース】配合飼料が主力の日和産業(2055)は11日、2022年3月期の連結最終損益が前の期比21%減の1億1000万円になったようだと発表した。従来予想の3億円から、一転の減益見通しに下方修正した。2億4200万円の貸倒引当金が発生し、販管費が膨らむため。営業利益は61%減の1億1000万円になった。従来予想は4億円。

 同社は3月4日に、2億9900万円の売掛債権が回収できないか、回収が遅れる可能性が高まったと発表していた。取引先である長島ファーム(鹿児島県出水郡長島町)が民事再生手続き開始を申し立てたため。その後、長島ファームはに対する取り立て不能額が確定したことで、引当金を計上することになった。

 売上高は13%増の449億円になったようだ。従来予想の420億円から上振れした。日和産は13日に2022年3月期決算の発表を予定している。

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