今日の株式相場・軟調、米株の先安懸念で 日経平均2万6700円台中心か

20200401今日の株式相場

▽株価指数の前日終値
日経平均  26818.53円 -29.37円(-0.11%)
TOPIX    1898.35 -1.27(-0.07%)
ダウ平均  32997.97ドル -1063.09ドル(-3.12%)
S&P500   4146.87 -153.30(-3.56%)
ナスダック 12317.691 -647.165(-4.99%)
※日本株は2日終値、米株は5日終値

▽軟調、米株の先安懸念で
 日経平均は2万6700円台中心か

【神戸経済ニュース】6日の東京株式相場は軟調な値動きになりそうだ。東京市場が3連休中、2〜5日の米株式相場は通算すると「行ってこい」で横ばい圏内の値動きになった。ただ前日のダウ工業株30種平均が1063ドルの大幅安。ナスダック総合株価指数も5%近く下落したことで、米株の先安懸念で積極的な買いが手控えられそうだ。2022年3月期決算発表が本格化する中、好業績銘柄の下値を拾う動きが相場全体を下支えするとみられる。日経平均株価は2万6700円台を中心とした値動きか。

 2〜5日の米ダウ工業株30種平均は通算で20ドル76セントの上昇、ナスダック総合株価指数は17ポイント程度の下落と小幅な値動きだった。この間、米国では連邦準備理事会(FRB)が4日に市場予想通りの0.5%利上げ、パウエル議長が6月の0.75%利上げに消極的な姿勢を示した。市場の想定よりも利上げが緩やかとの見方で4日に株式相場は急上昇した。半面、原油価格の上昇などインフレへの警戒感から改めて利上げ加速が警戒された5日は、前日の上げ幅を帳消しにする下落した。

 ただ5日の米株式相場の下げ幅が大きかったことから、市場心理は景気を冷やす利上げ局面であることを改めて意識しやすい。日本株には積極的な買いが入りにくい中、軟調な展開が想定される。加えて日本株は連休の谷間の営業日とあって、機関投資家などの動きは想定しづらい。取引時間中にはHOYA(7741)や丸紅(8002)など主要銘柄の3月期決算発表が予定されており、これを見計らった短期の値幅取りなどが活発になる程度か。一方的な下げも想定しにくいが、売買が盛り上がる相場も予想しづらい。

▽注目銘柄 新日本科学(2395)/ダイキン(6367)

 3日付の日本経済新聞朝刊は、「新日本科学の2022年3月期の連結営業利益は前の期比7割弱増の42億円程度になったことが分かった」と報じた。従来予想(62%増の41億円)を上回り、3期連続で最高となるのを好感した買いにつながるか焦点だ。製薬会社から新薬の研究開発を受託する事業の採算が改善した。大型株を中心に積極的な買いが入りにくい中、中小型株を拾う動きが顕在化するか地合いを見極めるうえでも関心を集めそうだ。

 同じく3日付の日経朝刊は、「ダイキン工業(6367)の2022年3月期の連結純利益が前の期比4割増の2150億円程度になったことがわかった」と報じた。従来予想(3割増の2100億円)を上回り、4期ぶりに最高益を更新する見通しになったのを好感した買いが入るか注目だ。相場全体の試合から見て取引開始直後から売りが優勢になるとみられるが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、改めて換気機能が付いた空調システムへの関心が高まるなど、足元の収益拡大基調が株価を下支えするか注目されそうだ。

▽今日の行事予定(発表予定など)

 取引開始前には4月の都区部消費者物価指数(CPI)、4月のマネタリーベースが発表される。取引時間中には午前9時にヤマダHD(9831)、午後1時にセブン銀行(8410)、午後1時半にHOYA(7741)、午後2時半に丸紅(8002)が3月期決算発表を予定する。大引け後は5月の財政資金対民間収支、ファストリ(9983)が4月の国内ユニクロ既存店売上高を発表するほか、JFE(5411)、JAL(9201)が3がつき決算を発表する予定だ。海外では4月の米雇用統計が発表予定。インドネシア市場は休場。

▽前日の相場予想(結果は「小反落」)
・ロイター「もみあい」
・神戸経済ニュース「反落か」
・ブルームバーグ「反落へ」
・日経QUICKニュース「大幅反落か」
《好業績銘柄が下支え》

※予定は変更になる場合があります。

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