(動画)ライトアップもリズムに乗って ポートタワー・海洋博物館が音楽と連動


【神戸経済ニュース】改装中の神戸ポートタワー(神戸市中央区)と神戸海洋博物館(同)では29日、隣接する2つの施設が連携し、さらに音楽に合わせて明るさや色彩が自在に変わるライトアップが始まった。神戸市などが1月に始めた「神戸ウォーターフロントアートプロジェクト」の第2弾だ。ジャズ風の音楽に乗ってリズムごとに色や明るさを変えた。サックスやエレクトリックピアノのソロで、速いパッセージが現れると、それに合わせたライトアップの演出になるよう工夫した。

 今春、神戸海洋博物館で夜のライトアップに使う照明を、発光ダイオード(LED)を光源とする新しい機材に入れ替えたことで可能になった。神戸ポートタワーと神戸海洋博物館の両方がよく見える、少し離れた場所からだと音楽が聞こえにくいのが難点か。ただ、これ以上音量を上げると近隣に影響するため現在の音量が最大だという。音楽を聴きながら見るには、やはり近づいてみるしかないようだ。

 同時に29日から、神戸ポートタワーに投影するプロジェクションマッピングの作品も新作「Anchor(アンカー)」に変わった。残念なことに投影する際のスクリーンになる、ポートタワーの足場を覆うシートが、29日の日中に吹いた強風でめくれてしまった。美しい状態でプロジェクションマッピングを眺めるには、シートの補修後になる。

 プロジェクションマッピングと、音楽に連動したライトアップは午後7時半、午後8時、午後8時半、午後9時、午後9時半からの1日5回。プロジェクションマッピングが7分間、続いて音楽と連動したライトアップが6分間だ。その後は幕間用の映像をポートタワーに投影する。ポートタワーや神戸海洋博物館をライトアップする時間帯は日没から午後11時半まで。プロジェクションマッピング以外の時間は、ポートタワーを黄色と青のウクライナ国旗色にライトアップする。

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