「洋菓子フェスタ」3年ぶり開催 洋菓子の街・神戸を味わう行事など5日まで
- 2022/04/29
- 16:04
【神戸経済ニュース】兵庫県洋菓子協会(神戸市灘区)と神戸ファッション協会(神戸市中央区)が主催する「2022洋菓子フェスタ in Kobe」が29日開幕した。著名パティシエによるケーキ製作のパフォーマンスや、来場者も投票に参加できる第16回デコレーションケーキコンテストなど、会期中は毎日、イベントを開催。訪れた人に「洋菓子の街・神戸」を楽しんでもらうと同時に、若手パティシエの育成をめざす。大丸神戸店の9階催事場で5月5日まで。(1枚目の写真はオープン直前の「2022洋菓子フェスタ in Kobe」会場)
例年5月の大型連休に合わせて開催してきたが、2020〜21年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて百貨店に休業要請が出るなどで開催できず、3年ぶりの開催になった。午前11時の開店前に開いた開会式では、兵庫県洋菓子協会の佐野靖夫会長(レーブドゥシェフ代表)が、新型コロナによる中国の都市封鎖や、ウクライナ情勢などを念頭に「お菓子が食べられるのは幸せなことで、そういう国に私たちはいると実感する。いつまでも『洋菓子フェスタ』が続けられるようご支援いただきたい」と話していた。
続いて神戸ファッション協会の山口信二副会長(モロゾフ社長)のあいさつでは、「洋菓子ファンのみなさまに存分に楽しんでいただけるイベントを多数用意した」「地域の魅力発信や、にぎわいを取り戻すきっかけになってほしいと切に願う」と強調した。大正時代に洋菓子産業の基盤が築かれて以来、洋菓子メーカーが集積する神戸・兵庫のパティシエによる、高度な技術と洋菓子の奥深さを披露する。
主なイベントは5月3日まで来場者が投票できる「デコレーションケーキコンテスト」のほか、国内外で受賞歴のある有名パティシエ3人による大型飴細工の実演(30日)、人気洋菓子店のパティシエによるケーキ講習会(1〜4日)、「神戸洋菓子職人道」コンテスト前回優勝者である三崎隆平シェフ(アンリシャルパンティエ)による実演(5月3日)、持ち帰りスイーツの販売など。(2枚目の写真はデコレーションケーキコンテスト出品作品。左から「雨上がりのお散歩」=カタシマの春樹紀子さん、「サーカス」=アンテノールの兼安百音さん、「あこがれの遊園地デート」=レーブドゥシェフの桜井直起さん)
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