遊覧船「boh boh KOBE」連休中は遊覧せん? 岸でカフェ・レストラン営業

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【神戸経済ニュース】早駒運輸(神戸市中央区)が運航する神戸港の遊覧船「boh boh KOBE」(ボーボー神戸、写真=資料)は29日〜5月8日の大型連休中は、遊覧船として運航せずに岸で停泊した状態で営業する。乗船料を受け取らず、さん橋に停泊した状態でカフェ・レストランとし利用できるようにする。神戸港のメリケンパークとハーバーランドの間を行き来する観光客などが、いつでもboh boh KOBEが見えるようにすることで、船に親しみやすくするのがねらい。

 おとな向けにはビールとスナックの割安なセット(税込み2000円または3000円)を販売するほか、日本料理店「杦 SEN」監修のローストビーフサンドイッチなどを販売。家族連れも楽しめるよう、ソフトドリンク類も充実させた。同船のオリジナルグッズも販売。飲食物または商品を購入する際、小学生以下の子供に「boh boh なぞときBOOK」を配布。謎を解きながら船内を巡り、すべての謎を解くと「港マスター終了証書」を渡す。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて神戸港を訪れる観光客も減り、ここ2年ほどは遊覧船の利用客も減少。このため早駒運輸は1日から毎週金曜の夕方に限り、出航せずにさん橋に係留したまま営業する実証実験を始めていた。大型連休中には1日に4〜5回しか乗船客を乗せる機会がない通常運航よりも、いつでも乗り降りして飲食を楽しめるようにして、船自体の知名度向上や、金曜日の停泊営業のPRにつなげたい考えだ。

 営業時間は午前11時〜午後8時。通常の乗り場である中突堤中央ターミナル「かもめりあ」前の5番のりばに停泊。ビールとスナックのセットは、「ハートランド3本+枝豆」のセットが2000円、「ハートランド5本+フリッツ&チキン」のセットが3000円だ。このほか同船のオリジナルデザインのナップザック、ハンカチーフ、水、メモパッドのグッズ4点セット「船遊びセット」も2500円で8日まで販売する予定だ。

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