アジュバン、広告費増額で今期純利益16%減に 25年の売上高95億円・中計

20220422アジュバン

【神戸経済ニュース】ヘアケア・スキンケア製品を企画販売するアジュバンホールディングス(4929)は22日、2023年3月期の連結純利益が前期比16%減の3億3100万円になりそうだと発表した。前期に始まった新規事業である男性向け育毛剤のネット通販が伸びて増収を見込むが、投入する広告宣伝費を増やすことで販管費も膨らむ。投資有価証券売却益の2億6300万円を特別利益に計上するが補いきれない。

 売上高は22%増の54億円、営業利益は36%減の2億4800万円になる見通し。予想では売上高が金額ベースで9億7800万円伸びるが、このうち約5億円は「NUOSS(ヌオス)」ブランドで販売する男性向け育毛剤と関連製品と想定する。発売から10年超が経過したヘアケア製品「Re:>>>(リ)」シリーズの全面リニューアルを7月に実施することなどで、既存事業も増収。自社で配合を開発した製品とあって採算改善も見込む。一方でヌオスだけで4億円を投入するなど広告宣伝費を増やす。

 年間配当金は前期据え置きの24円(中間なし)を予定する。連結配当性向は58%と、前期に比べ9%上昇する見通しだ。

 同時に発表した22年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ2.8倍の3億9300万円になった。2200万円を見込んでいた繰り延べ税金資産の計上額は、監査法人と協議の結果1億300万円に膨らんだという。前の期には特別損失として計上した1億円の投資有価証券評価損もなくなった。売上高は9%減の44億円、営業利益は33%増の3億9000万円だった。

 加えて発表した中期経営計画では、最終年度である25年3月期の目標を売上高95億円、営業利益14億円などとした。22年3月期実績との比較でそれぞれ2.2倍、3.6倍になる。売上高のうち40億円は「ヌオス」ブランドの育毛剤と関連製品になると想定。育毛剤の新規事業は、従来のヘアケア・スキンケア製品と並び経営の2本柱になるよう3年間で育てる計画だ。

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