神戸市、須磨海づり公園で聞き取り型市場調査 沖の管理棟撤去・年度内に設計へ

20220420海づり公園

【神戸経済ニュース】神戸市は、2018年8月の台風で被害を受けてから閉園が続いている「須磨海づり公園」(神戸市須磨区)について、利用再開に向けて民間企業からアイデアを募集するサウンディング(聞き取り)型市場調査を実施すると発表した。施設は再開後に指定管理者に委託して運営することを想定。海づり以外にどういった使い道があるかなど民間の意見を集め、再整備計画などに反映させる。

 須磨海づり公園は海岸から沖に伸びる桟橋型の施設で、途中には円盤型の管理棟がある。だが計画では、台風で大きく損傷した管理棟を含めた沖合の施設をほとんど撤去し、岸から120メートルほどの桟橋と、船着場を兼ねた第4釣台だけを残す。岸側の売店棟と事務所棟、約2000平方メートルの海浜広場は利用を再開したい考えだ(写真=神戸市提供)。22年度内に設計を予定。撤去を含む実際の施設整備は23年度以降を見込む。

 利用再開後は、釣り場としての利用に加え、指定管理者が自主事業を展開することを想定する。ただ釣り場以外の使い方についても優れたアイデアがあれば取り入れる方針だ。市場調査への参加希望者を対象にした現地見学会を28日に開催するほか、書面による質疑応答、面談によるサウンディング(聞き取り)などを実施して、6月下旬にも市場調査の結果を公表する予定だ。

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