ATAOが急落、9%超下落 前期の最終赤字など嫌気

20191231神戸株ワッペン

終値 247円 -25円(-9.19%)

【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場では、バッグや財布を企画・販売するスタジオアタオ(ATAO、3550)が急落。一時は前日比27円安の245円まで下落した。終値でも東証グロースの値下がり率ランキングで4位に顔を出した。前日大引け後に2022年2月期の連結決算を発表。最終損益は2100万円の赤字と、従来の会社予想であるトントンから下振れしたことで、収益悪化を嫌気した売りが膨らんだ。

 同時に示した23年2月期の連結業績予想で、最終損益をトントンと予想したのも株価の重しとの指摘があった。同社は今期の連結売上高を40億円、24年2月期に46億円、25年2月期には55億円と増加基調を想定した。だが、当面は宣伝広告費の強化などに回し、利益は出ないのではないかといった印象につながったという。ネット通販の自社化で店舗との相乗効果が高まることへの期待が、かき消された形になった。

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