TASAKI、アジア事業が今期黒字化 ロンドンに11月直営店、海外事業に手応え
- 2016/10/29
- 06:26
TASAKI(旧田崎真珠)は28日、アジア事業が2016年10月期に営業黒字を確保する見込みなどを示した「グローバル展開」について発表した。およそ5年前からアジア地域での投資を始めて以来、ブランド浸透や店舗展開は順調とみており、海外事業に手応えを感じているようだ。今年6月には高級ホテルのリッツ・パリ内にフランス・パリでの2店舗目を出店。11月にはロンドンに直営店を開く予定だ。
2015年6月に策定した中期計画では経営の3本柱を「国内での小売売上拡大」「グローバル展開の推進」「商品ラインナップ拡充」としており、海外事業は同社再建の柱の1つと位置付ける。具体的には「アジア」「欧米」の売上高をそれぞれ国内と同程度の規模になるよう拡大する計画だ。このため同社は海外での新規出店を積極化している。
アジアでは貴金属や宝飾品市場に開拓の余地が大きい中国を中心に出店を進めている。既に複数の店舗がある上海や北京に加え、17年末までに重慶、成都、香港で拠点を拡充する計画だ。欧米ではパリに2店舗目を出店したのに加え、11月にロンドン、さらに17年にはニューヨークに直営店を出店し、ブランドの浸透や販売拡大をねらう。
海外事業のうち中国・台湾・韓国のアジア事業は16年10月期の売上高を前期比18%増の27億円と見込み、経営再建に取り組んで以来初の営業黒字を確保する見通しだ(グラフ=TASAKIの開示資料より)。前期には既に、EBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)でみると黒字だったという。引き続き出店増による増収効果などで海外事業を拡大し、一段と経営を安定させる計画だ。
2015年6月に策定した中期計画では経営の3本柱を「国内での小売売上拡大」「グローバル展開の推進」「商品ラインナップ拡充」としており、海外事業は同社再建の柱の1つと位置付ける。具体的には「アジア」「欧米」の売上高をそれぞれ国内と同程度の規模になるよう拡大する計画だ。このため同社は海外での新規出店を積極化している。
アジアでは貴金属や宝飾品市場に開拓の余地が大きい中国を中心に出店を進めている。既に複数の店舗がある上海や北京に加え、17年末までに重慶、成都、香港で拠点を拡充する計画だ。欧米ではパリに2店舗目を出店したのに加え、11月にロンドン、さらに17年にはニューヨークに直営店を出店し、ブランドの浸透や販売拡大をねらう。
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