神戸市、「フォーブス・ジャパン」の発行元と連携協定 中小企業の情報発信で

【神戸経済ニュース】神戸市は6日、月刊のビジネス誌「フォーブス・ジャパン」を発行するリンクタイズ(東京都港区)と事業連携協定を結んだと発表した。神戸市内で存在感がある中小企業を取り上げ、積極的に情報発信する。リンクタイズが同日立ち上げた、中小企業を紹介するホームページ「フォーブス・ジャパン・スモール・ジャイアンツ」に掲載する企業について、神戸市が積極的に紹介する。神戸市は、同市が展開するスタートアップ支援プログラムの参加企業などの情報を積極的に提供したい考えだ。

 6日には久元喜造市長のインタビューを配信したほか、13日には船舶や船舶部品の神戸溶工(神戸市兵庫区)、手術支援ロボットのメディカロイド(神戸市中央区)、神戸医療産業都市に拠点を置く感染症重要化予測キットのマイキャン・テクノロジーズ(京都市西京区)を紹介する。今後もセンサー・コントローラーの旭光電機(神戸市兵庫区)について20日に、神戸に研究開発拠点を置く蓄熱材料のヤノ技研(宝塚市)について27日に掲載する予定だ。「フォーブス・ジャパン」として自治体と事業連携協定を結ぶのは初めて。

 ひとまず連携協定の期間は2025年3月末までの約2年間を予定する。神戸市とリンクタイズの間に、今回の連携協定に伴う金銭のやり取りは発生しないとしている。フォーブス・ジャパンのホームページでは、神戸市の多名部重則広報官がスタートアップ支援を担当する新産業課長だった2017年からコラムを連載しており、人気を集めている。


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