老祥記にラージクマール・マンドリルがコラボ 初カレー豚まん、収益で食育事業

20220406ドリーム豚まん

【神戸経済ニュース】1915年創業で豚まん発祥の店として知られる神戸・南京町の老舗「老祥記」(神戸市中央区)と神戸市は5日、新たに考案するオリジナル豚まんを製造販売した収益で、子供向けの食育事業を展開する「ドリーム豚饅(まん)プロジェクト」で、「ラージクマール」「マンドリルカレー」のカレー店2店舗とコラボレーション(連携)することが決まったと発表した。老祥記としては初のカレー豚まんを13〜16日、20〜23日の合計8日間に販売し、収益を子供向け豚まんづくり体験会の費用に充てる。(写真は左からマンドリルの深沢宏樹代表、老祥記の曹祐仁専務、ラージクマールの片山絢一社長=神戸市役所にて)

 カレー豚まんは、ラージクマールとのコラボが「キーマカレー豚饅」。粗挽きミンチと長時間炒めた淡路産玉ねぎのうまみに加え、ラージクマール独自に配合した7種のスパイスが後味に広がる。マンドリルカレーとのコラボが「ザクカレー豚饅」。ヒンディー語のサーグ(ホウレンソウなどの青菜)に引っ掛けて、あんのミンチにホウレンソウとひよこ豆を練り込んだ。酸味の効いたトマトソースを付けて食べる。2種類のコラボ豚饅に、いつもの老祥記の豚まんの3個セットで、合計8日間に曹家包子館(老祥記の姉妹店)で販売する。税込み500円。

 収益を活用して、食育事業として開催する豚まんづくり体験会は、7月24日に神戸市総合児童センター(こべっこランド、神戸市中央区)で第1回を開催する。詳細は今後詰めるが、「老祥記放課後キッチン」として継続的に取り組む。食育事業は、老祥記の曹祐仁専務が寄付金など一過性の社会貢献とは異なる取り組みも必要だと考え、神戸市と相談して決めた。今回はカレー店2店舗を迎え、ともに子供のための事業に取り組む。今後も他業態などとの連携で、ともに食育事業に取り組む飲食店の輪を広げたい考えだ。

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