ネスレ日本、キットカットなど実質10〜13%程度値上げ 原材料高と円安で

20220405キットカット

【神戸経済ニュース】ネスレ日本(神戸市中央区)は4日、主力の「キットカット」などチョコレートを含む菓子製品の一部について価格改定すると発表した。6月15日販売分から内容量変更による実質値上げ、7月1日納品分から値上げに踏み切る。カカオ豆、砂糖、全粉乳、小麦など輸入原材料の価格上昇と円安進行を受けて、企業努力だけでコスト高を吸収しきれないと判断した。値上げ率は10〜13%程度になる。

 6月15日販売分より価格を据え置いたうえで「キットカット ミニ」の14枚入り(写真=ネスレに日本提供)を13枚入りに変更するほか、「キットカット ミニ ショコラオレンジ」「同シーズケーキ味」は9枚入りを8枚入りに変更する。「ネスレ エアロ ミニ」は81グラムを72グラムに、「ネスレ クランチ ミニ」は82.8グラムを73.6グラムに減量する。スーパーやドラッグストアなどで販売する商品だ。

 コンビニエンスストアで販売する「キットカット ミニ 12枚」は税込みの希望高地価格を324円から356円に、「バラエティアソート146グラム」は378円を416円にそれぞれ引き上げる。7月1日納品分より実施する。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告