LRTで豊かな未来、具体的にイメージ 「座談会」が市長に報告書

20220404LRT報告書

【神戸経済ニュース】神戸市の「LRT(次世代型路面電車)が走る未来のKOBEを考える座談会」が久元喜造市長に報告書を提出した。3月31日に開いた報告書の手交式には座談会の委員8人全員が集まり、久元市長に報告書を手渡して記念撮影した(写真)。座長を務めた、まちなか広場研究所主宰の山下裕子氏は「歩くことの延長にあるLRTが神戸の街を走ることによって、これだけ未来が明るく豊かになりそうだと、具体的にイメージできた」と話した。

 報告書では「LRTが走るまちへの期待」「LRTが走ることで広がるまちの楽しみ」「みんなにやさしいLRT」「低炭素社会につながっていく」など、主に都心の移動が円滑になることで、多くの人が都心の滞在を楽しめるようになる点などを強調した。加えて鉄道が集中し、大型バスターミナル建設計画もある三宮を中心に路線を展開することで、都心に乗り入れる自動車が減ることへの期待についても触れた。

 委員を務めたモビリティージャーナリストの楠田悦子氏は「ポートループ(連節バス)が走り始めていて、それを単体で見ると乗客がいないなどの課題もあるが、徐々にLRTに向けたストーリーとして考えて、そのようにメディアでも取り上げてほしい」と語った。同じく委員を務めた、こどもみらい探求社(神戸市長田区)の小笠原舞共同代表は、LRTについて話すと「大人も子供と同じようにワクワクするのが素晴らしいと思った」と話していた。

 報告書を受け取った久元喜造市長は、市役所2号館跡地に建設するビルなど三宮再開発に加え、アリーナ建設など新港突堤の再開発によって市街地を回遊する「需要が増え、(LRTの)採算も見込めるのではないか」との見方を示した。加えてJR三ノ宮駅と税関前を結ぶ主要道路「フラワーロード」では改修計画があり、道路の中央には将来のLRT軌道敷設を想定して設計することも説明した。

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