久元神戸市長「ウクライナ避難民支援は市民力で」 ユダヤ人が神戸滞在の歴史振り返る

20220403久元神戸市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は2日、ロシア軍の侵攻を受けてウクライナから避難した人の受け入れについて「市民のみなさんに参加をしていただいて、取り組んでいければと思っている」と語った。久元氏は1940年に、ナチス・ドイツの迫害を受けたユダヤ人が「(当時の)杉原千畝リトアニア領事代理が発給したビザをもとにシベリア鉄道を使い、敦賀に上陸して、大半の方は神戸に滞在して海外に逃れていった歴史もある」と振り返った。こうした歴史もふまえ、「今回もウクライナのみなさんに対するサポートを、市民力で行なっていければ」と話した。

 2日に開いた「三宮センター街2丁目商店街」(神戸市中央区)の行事で発言した。久元氏は、同商店街の振興組合が軍事侵攻からほどなくウクライナを支援する募金実施し、寄付金を同国の大使館に持参したのを受けて、ウクライナ避難民の支援を話題にした。神戸市では、市議会が3月1日にロシアのウクライナ侵攻へ抗議すると決議。ウクライナへの緊急支援金として国連児童基金(ユニセフ)に神戸市と市議会で合計1100万円を寄付した。

 1940年の神戸でのユダヤ人支援を巡っては、当時日本最大のユダヤ人組織が神戸・北野町を中心に活動した「神戸ユダヤ共同体」で、同組織が受け入れ母体になったことが知られている。加えてユダヤ人が各国に亡命するまでの最長1年間にあった、神戸市民との交流について2016年に神戸市文書館(神戸市中央区)で展示会を開いた経緯がある。

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