JR三ノ宮に「&3PARK」開設 つかの間「憩える空間」で企業の情報発信も 

202204013park.png

【神戸経済ニュース】神戸市とJR西日本(9021)傘下のJR西日本コミュニケーションズは1日、JR三ノ宮駅南側の新駅ビル建設予定地にキッチンカーの出店スペースや、イベント広場などの「&3PARK(アンドスリーパーク)」を開設した。2023年度に見込む新駅ビル着工までの駅前空間の暫定利用。従来の噴水広場に代わり、つかの間の「憩える空間」で便利な駅前空間を有効活用する。飲食以外の物販やサービスを展開することもでき、地元神戸にある企業からの情報発信の場としても期待が高まりそうだ。(1枚目の写真は開会式典でのテープカット)

20220-013PARK地図

 駅南側のロータリー以外のL字型の土地を「メインエリア」「プロモーションエリア」「飲食エリア」の3つに分けて使う(図)。メインエリアでは308平方メートルと広い人工芝を敷いて、多様な形のベンチやソファーなどを配置。人工芝の周囲には日替わりで6台のキッチンカーが出店し、ちょっとしたピクニック気分で飲食を楽しめる。ガラス張りの店舗「ポップアップショップ」(2枚目の写真)には期間限定の物販店舗が順次出店する予定だ。

20220401ポップアップ店

 プロモーションエリアには、やや小ぶりのステージを設置(3枚目の写真)。音楽などのイベントに加え、試供品の配布や企業のイベントなど幅広く活用したい考えだ。飲食エリアは「ハレの日バー『&3BISTRO』」を開設。帰宅前のちょっと一杯や、ガッツリ食事の両面に応える飲食店だ。キッチンカーもビストロも、1日昼に開催したオープニングのセレモニーが終わると、早くも昼食を求める近隣のビジネスマンやOLらでにぎわっていた。

20220401ステージ

 メインエリアの人工芝は、1909年に当時の英ダンロップ社によって、日本初の近代的なゴム工場として神戸に設立された住友ゴム工業(5110)が提供。東京都区内の小学校や、サッカーの練習用コートなどで使ったのと同じ人工芝「ハイブリッドターフEVO」を敷いた。式典であいさつした住友ゴムの西野正貢取締役常務執行役員は「神戸市や三宮の発展のために少しでも協力できれば大変うれしい」「明るい雰囲気で、ゆっくりと楽しんでほしい」と話した。

 キッチンカーの営業時間は午前11時〜午後9時。ビストロは午後4時(土日祝は正午)〜午後11時だ。ポップアップショップは1週間単位で利用の申し込みを受け付け、利用料金は税込み5万5000円。プロモーションエリアの基本利用時間は午前8時〜午後9時で、利用料金は曜日問わず1日22万円。雨天閉店で、新型コロナウイルス感染症にかかる兵庫県の対処方針に合わせて営業する。キッチンカーの出店希望も含め、利用の申し込みはすべて「&3PARK」のホームページで受け付ける。

 開設は2023年の5月31日までと1年2カ月の期間限定だけに、神戸市は「神戸に企業に積極的に活用していただいて、たくさん情報発信してほしい」(経済観光局経済政策課の織林元気・企画担当)と話す。運営はJR西日本コミュニケーションズを幹事会社、西尾レントオール(9699)と、キッチンカーを配車するMellow(東京都千代田区)で構成する有限責任事業組合「Newna KOBE(ニューナコウベ)」が担当する。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告