モロゾフ90周年、パッケージで振り返る展覧会 チョコレート ミュージアム
- 2022/04/01
- 01:43
【神戸経済ニュース】カタログ通販大手のフェリシモ(3396)が開設したフェリシモ チョコレート ミュージアム(神戸市中央区)では1日から、常設展の展示スペースを使って「Morozoff -90年の記憶-」展を開催する。2021年に創立90周年を迎えた神戸発祥の洋菓子大手モロゾフ(2217)が創業以来販売してきたチョコレートの歴史を、パッケージを通じて振り返る。最も古いものは1950年以前のギフト用パッケージで実に木製だ。このほか新旧のチョコレートのパッケージが同時に見られる。(写真は展示棚の様子=3月31日の報道公開)
過去のパッケージなどを展示する場所はモロゾフ社内にあるが、一般公開していない。同社が保管している古いパッケージや記録類を、まとめて公開したのは初めてだ。モロゾフは日本で初めてバレンタイン・デーにチョコレートを贈る日本独自の習慣を根付かせるのに大きな役割をはたしたことでも知られる。バレンタインのキャンペーンでの日本初の広告になった1935年2月8日に英字紙「ジャパン・アドバタイザー」に掲載した広告の複製も展示する。
入館にはネットでの事前予約が必要だ。2つの企画展「6 Essences -チョコレートを表現する6人の知覚-」「AMAI -Valerio Berruti の世界-」も同時開催。「AMAI」は昨年10月の開館時からの企画展だが、一部の作品を展示替えした。
▽会期:2022年4月1日~9月25日
▽場所:フェリシモ・チョコレート・ミュージアム(新港第1突堤基部、神戸市中央区)
▽入場料:一般1000円、中学・高校・大学生800円など(6月21日購入分まで開館記念価格)
▽交通:JR「三ノ宮」または阪急・阪神「神戸三宮」の西口から徒歩20分、または連節バス・ポートループ「新港町」バス停下車すぐ
▽駐車場:なし
▽事前の申し込み:要 https://www.felissimo.co.jp/chocolatemuseum/entry/
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