JR西日本、神戸〜大阪の普通運賃40円上げ450円に 消費税除き初の値上げ

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【神戸経済ニュース】JR西日本(9021)は29日、京阪神で設定している「特定区間運賃」の一部を引き上げると発表した。現在は410円の神戸〜大阪は40円値上げし、450円にする。2023年4月1日購入分からを予定する。消費税率の引き上げに合わせた運賃改定を除いて、1987年4月のJR西日本発足以来で初めての値上げになる。私鉄との競合関係を見極めながらも運賃水準を引き上げ、事業採算の改善をねらう。

 神戸〜大阪など京阪神の34区間で普通運賃と、同運賃に基づく通勤定期の運賃を引き上げる。さらに三宮〜大阪など65区間で6カ月通勤定期の運賃を引き上げる。6カ月通勤定期の運賃は旧「国有鉄道運賃法」に基づく大きな割引率の設定を引き継いできたが、一般的な割引水準に見直すという。

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 京阪神地区の一部では、旧国鉄時代に私鉄との運賃格差を抑えるのを目的に、通常線区の乗車距離に応じた運賃に比べて割安な「特定区間運賃」を設定。これをJR西日本発足後も継承してきた。ただ消費税への対応以外では30年以上、運賃を据え置いてきたことなどから、部分的には私鉄を下回る運賃になる区間もあるなど、競争環境は変化していた。そこに新型コロナを受けた収益の悪化で、運賃の見直しに踏み切る。

 通学定期の運賃は据え置く。その他、見直しに伴う詳細の取り扱いについては、決まり次第順次発表する予定としている。

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