2月の兵庫県有効求人倍率、2カ月連続上昇の0.96 雇用情勢「厳しい状況」継続

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【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した2月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇の0.96倍だった。2020年7月以来の水準に回復した。ただ兵庫労働局は足元の雇用情勢について、「求職が求人を上回っており、厳しい状況にある」との情勢判断を継続。加えて「新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」との指摘も維持した。

 有効求人数は前月比0.9%増の8万4622件と3カ月連続で増加した。有効求職者数は同1.8%減の8万8068件と8カ月ぶりに減少した。雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は1.84倍。前月比0.02ポイント改善と、3カ月連続で前の月に比べ改善した。有効求人倍率は上昇したが、兵庫労働局は「新型コロナのまん延防止等重点措置が影響し、求職活動を控える動きがあった可能性が高く、雇用情勢が改善したかは見極めが必要」と指摘した。

 原数値でみると新規求人数は前年同月比3.5%増と、5カ月連続で増加した。業種別では、製造業が31.9%増、ダービス業(他に分類されないもの)が16.9%増、医療・福祉が4.8%増など。半面、減少したのは宿泊業・飲食サービス業が39.9%減などだった。ただ兵庫労働局によると引き続き「昨年10月に県外へ移転した全国チェーンの飲食店を運営するグループ企業からの求人の影響を除いた場合『宿泊業・飲食サービス業』の新規求人数は前年同月比で増加」としている。

 厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.31倍だった。2カ月連続の上昇で、2020年4月(1.31倍)以来の高水準になった。

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