(動画)メトロこうべ中央広場の愛称「metro+」に リニューアル工事完成で式典



【神戸経済ニュース】神戸高速鉄道と阪神電気鉄道は24日、高速神戸線の新開地〜高速神戸の駅間の地下商店街・連絡通路の「メトロこうべ」の中間通路のリニューアル工事が完成したのを記念して式典を開いた。あわせて一般投票を集めた実施した中央広場の愛称を「metro+(メトロプラス)」にすることも発表した。あいさつした神戸高速鉄道の久須勇介社長は「街と街をつなぐ明るくにぎわう地下通路、をコンセプトに通路全体の内装改修をおこなった」と話した。消火設備を増設したほか、地上への階段には新たに手すりを取り付け、安心して使いやすくしたことも説明した。

 国土交通省の都市構造再編集中支援事業として、国と神戸市の補助金を活用。神戸市の久元喜造市長はあいさつで、「通路自体はなんか暗い、夜もさびしいといった状況で、神戸市としてもきれいにしたいと思っていたところ、たいへん美しくなったことを本当にありがたく思っている」と話した。神戸高速鉄道が開通したときに久元市長は中学3年生で、よく新開地を訪れていたという。そのときから店舗は移り変わっても「通路自体はあまり変わっていなかった」と振り返った。

 広場の愛称を決める人気投票は、合計で786票の投票があった。フランス語で地下鉄を表す「メトロ(metro)」と広場の「プラス(place)」を組み合わせた。プラスは「+」にも通じることから、メトロこうべが一段と明るくにぎわう地下街になるように、との願いも込めたという。

 メトロこうべは開業50年の2018年以降、卓球場のリニューアルや、壁画の制作など活性化策に取り組んできた。「今回は、その集大成」(久須社長)という。今回のリニューアルをきっかけに、25日には「メトロ卓球場50周年イベント」として参加費無料の「卓球的入れゲーム」、26日には神戸・清盛隊などが登場するリニューアル記念コンサート、25・26日は当日に買い物したレシート税込み1000円以上を提示すると、新しい広場の愛称を答えればドーナツ詰め合わせを手渡すキャンペーンも開催する。

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