(動画)神戸電鉄「レール&トレイル」専用列車お披露目 ロッジ谷上でマップ配布



【神戸経済ニュース】神戸電鉄(9046)と神戸市、アウトドア用品販売の老舗である好日山荘(神戸市中央区)の3者で取り組む「KOBE Rail & Trail(神戸レール&トレイル)」プロジェクトが19日に本格稼働した。この日は神戸電鉄の谷上駅で、専用のヘッドマークを取り付けた専用列車をお披露目。ホーム上の休憩施設「ロッジ谷上」でのハイキングコースのマップ配布も始まった。さらに、同駅内のカフェ「The North Kobe Store」では、神出山田自転車道を楽しめるスポーツタイプの自転車の有償貸し出しも始まった(動画)。

 野外活動の普及や啓発を通じて、神戸電鉄沿線の活性化や魅力を発信する取り組みだ。6000系の電車を専用列車に割り当て、ヘッドマークに加え、中づり広告や広告枠の代わりに神戸レール&トレイルの取り組みを紹介するポスターなどを掲示した。「ロッジ谷上」は神戸市営地下鉄と直接、乗り換えができる3・4番線ホーム。看板に照明などを追加した。ロッジ谷上は午前9時〜午後5時に開放する。

 神戸電鉄は六甲山系と丹生山系の間を縫(ぬ)うように走る。全46駅からハイキングコース(全50コース)の設定がある。ただ登山やハイキングなどの野外活動の場所として、十分に知名度があるとはいえないのが現状だ。自然との近さを地域資源として見直し、沿線住民の余暇活動を豊かにするほか、新たな観光資源にもなる見込み。

 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を受けて、式典や記念イベントの開催などは見送った。今後は各駅でのマップ配布など情報発信を強化する。さらに万が一の備えとして、各駅への救急箱の設置なども「神戸レール&トレイル」プロジェクトの一環として進める計画だ。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

広告