消費電力は半分、色は多様であざやかに 神戸海洋博物館が照明器具をLED化

20220319海洋博物館

【神戸経済ニュース】神戸海洋博物館では18日から、夜間のライトアップに使う照明器具を発光ダイオード(LED)が光源のものに改めた。従来は水銀灯を使用していたが、老朽化対策や消費電力量の削減を目的に交換した。LED化によって消費電力は従来の約半分に抑えることができた。さらに今後は、さまざまな色でライトアップができるようになる。

 神戸海洋博物館の屋上には帆船をイメージした鉄骨の構造物があり、夜間にライトアップで浮かび上がる白い骨組みは、神戸ポートタワーと並んで神戸港の夜景の一部として定着している。新たに採用したLED照明器具は、赤、青、緑の3色の光をソフトウエアで制御して、多様な色で照らせる機種。このためプログラム次第で、多様な色を作り出せるというわけだ。

 従来は、行事の際に特別な照明器具を持ち込まない限り、白い光でしか照らせなかった。今後は、行事ごとに市内のライトアップの色を可能な限り統一する「KOBEライトアップDAY」に参加できるようになる。KOBEライトアップDAYで使用する10色は、すでにプログラムを済ませた。照明の更新初日である18日には早速、従来と同じ白い光に加え、赤が強めの温かみのある色でのライトアップも試した(写真)。

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