2月の神戸市部マンション発売戸数67戸 前年比67.5%減・契約率38.8%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が17日に発表した2月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比67.5%減の67戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は38.8%と、マンション販売が好調であることの目安になる70%を3カ月ぶりに下回った。

 神戸市部の平均価格は4111万円、1平方メートル当たりの分譲単価は71.2万円だった。平均価格は前年同期比19.2%上昇し、分譲単価は1.4%上昇した。

 近畿圏全体のマンション発売戸数は前年同月比19.8%減の1378戸と、2カ月ぶりに前年同月を下回った。近畿圏の即日完売物件は西宮市の「ジオ西宮北口瓦林町レジデンス」1期7〜9次3戸など、3物件7戸。近畿圏の契約率は79.2%で、好不調の目安である70.0%を3カ月連続で上回った。

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