「fixU」が最優秀賞 神戸市のスタートアップ・ピッチ「SESSA」で

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【神戸経済ニュース】神戸市が16日に東京都内のホテルで開いたスタートアップ支援の成果発表会「SESSA -KOBE STARTUP DEMODAY(切磋・神戸スタートアップ・デモデイ)」の事業コンテストでは、店舗の無人化や省人化を支援するサービスの「fixU」(フィックスユー、神戸市中央区)が最優秀賞を獲得した。審査員を務めたマネックスグループ(8698)の松本大社長CEO(写真左=神戸市が配信した動画より)が「いまの時期に合っていて、具体性があり(事業が)動いていて、日本以外にもチャンスがありそうで、何よりもビジネスの中身がわかりやすい」と高く評価した。

 顧客管理や請求管理、入退店管理などに対応したうえで、幅広い業種で導入できるシステムを開発した。山岡源代表(写真右)は、最優秀賞に選ばれたのを受けて「店舗運営をどう楽にするのか、実店舗運営を支援するという視点で、新型コロナウイルスの影響でなくなる店を減らすことにも役立ちたい」と話していた。

 優秀賞は、3Dプリンターを使った臓器の再生をめざし「生体インク」を開発するスマートティッシュ(チリ)、サイバー防御の訓練システムを開発するアイロンワークス(東京・港)の2社が獲得した。アイロンワークスは会場やネット中継動画を通じた観覧者による投票による「オーディエンス賞」も同時に獲得した。

 この日の成果発表会(デモデイ)は、起業家を育成する米有力アクセラレーター「500グローバル」(旧500スタートアップス)と連携したプログラムなど、神戸市のスタートアップ支援を受けた200社から9社を選抜してピッチ(事業コンテスト)を開催した。審査員は松本氏のほか、キャシー松井氏率いる投資会社MPower Partnersの鈴木絵里子マネージング・ディレクター、「ひょうご神戸スタートアップファンド」を運用するBonds Investment Groupの細野尚孝パートナー、モンスターラボホールディングス(東京都渋谷区)の鮄川宏樹社長の4人が務めた。

 神戸市の久元喜造市長はあいさつし、「社会課題の解決が本来の使命である行政として、社会課題の解決をめざすスタートアップとの連携や、スタートアップの支援を行なってきた」と説明。「神戸はこれから行政が変わっていく。スタートアップのみなさんも一緒に変わっていこうという思いを込めて、今回のデモデイを企画した」と語った。

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