古賀トーホー社長、A-プライス通販サイト「いろんな形で広げる」 昨年9月開設
- 2022/03/16
- 02:34
【神戸経済ニュース】業務用食品卸トーホー(8142)の古賀裕之社長は15日に神戸市東灘区の同社本社で開いた決算説明会で、2021年9月に開設した業務用食品のネット通販サイト「A-プライスオンラインショップ」について、「いろんな形で広げていこう、ということで取り組んでいる」と述べ、知名度向上などに力を入れることを強調した。現在は「開設したから売り上げが上がる、というものではないのを実感している」と話した。
同サイトは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ランチ営業や持ち帰り品の販売を始めるなどで、日中の時間帯が忙しくなった中小の飲食店が、業務用食品を販売する店舗「A-プライス」まで足を運ばなくても仕入れができるようにと開設した。従来は東海地方の子会社が、楽天市場に出店する形で展開していたネット通販を自社化した形だ。ただ知名度不足などから、現時点では「思ったよりも(商品が)動いていない」(古賀社長)という。
一方で、A-プライスの店舗で使えるクーポンや、特売品の情報、メニューの提案といった情報を配信するスマートフォン向けアプリ「A-プライスアプリ」は、22年1月期の1年間に獲得した会員数が過去最高。累計の会員数は60万人を突破した。今後は来店頻度が低下したアプリ会員に、A-プライスオンラインショップでの仕入れを案内するなど、アプリとネット通販の連携を強化したい考えだ。
同サイトは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ランチ営業や持ち帰り品の販売を始めるなどで、日中の時間帯が忙しくなった中小の飲食店が、業務用食品を販売する店舗「A-プライス」まで足を運ばなくても仕入れができるようにと開設した。従来は東海地方の子会社が、楽天市場に出店する形で展開していたネット通販を自社化した形だ。ただ知名度不足などから、現時点では「思ったよりも(商品が)動いていない」(古賀社長)という。
一方で、A-プライスの店舗で使えるクーポンや、特売品の情報、メニューの提案といった情報を配信するスマートフォン向けアプリ「A-プライスアプリ」は、22年1月期の1年間に獲得した会員数が過去最高。累計の会員数は60万人を突破した。今後は来店頻度が低下したアプリ会員に、A-プライスオンラインショップでの仕入れを案内するなど、アプリとネット通販の連携を強化したい考えだ。
同社は23年1月期の連結売上高を前期比6%増の2000億円を見込む。このうちA-プライスやA-プライスオンラインショップなどを含む業務用食品現金卸売り(キャッシュ&キャリー)事業は5%増の375億円と、増収に転じる見通しだ。A-プライスオンラインショップの寄与は、今期の収益を左右するカギの1つになりそうだ。
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