ノーリツが大幅反落 持ち合い株売り出しで需給悪化懸念

20210604MKTワッペン

終値 1363円 -89円(-6.13%)


【神戸経済ニュース】15日の東京株式市場ではノーリツ(5943)が大幅に反落。一時は前日比120円安の1332円まで下落した。終値でも東証1部の値下がり率ランキングで13位に並んだ。14日大引け後に、三井住友銀行が46万株の同社株を売却すると発表した。発行済み株式数の1.3%弱を売却する規模の大きな株式売り出しとあって、短期的な需給悪化を嫌気した売りが先行した。

 ただ下値では買いが入り、下げ渋る展開。三井住友銀による売却は持ち合い解消が目的で、政策保有の株式が減少することで資本効率が改善するとの見方が、徐々に優勢になったとみられる。同社は14日に株式売り出しと同時に、ガス給湯機器、ちゅう房機器、修理用部品と全商品を値上げすると発表した。下値では資本効率と同時に事業採算も改善することを期待した買いが入りやすかったもようだ。

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