川重、初のイベント向けPCR検査サービス 12日に東京「国際ロボット展」で

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は開催中の展示会「2022国際ロボット展(iREX2022)」の最終日である12日に、出展者向けにPCR検査サービスを提供する。経済産業省や、展示会の主催者である日本ロボット工業会・日刊工業新聞社と連携し、大型イベントを安全・安心に開催する目的で実施。検査翌日に結果を通知することで、イベント終了後の感染拡大の防止に寄与することなどをねらう。川重がイベント向けにPCR検査サービスを提供するのは初めて。

 川重がシスメックス(6869)などと共同で開発した、自動PCR検査ロボットシステムを使って検査する。これまで病院、空港、自治体向けにPCR検査サービスを提供してきた。短時間で検査結果が判明する特性を生かして、自動PCR検査ロボットシステムを使ったサービスを展開。国が展開する無料PCRに対して、東京都や兵庫県などでサービスを提供している。今回もイベント会場で検体を採取した後、システム設置場所まで輸送して検査する。

 展示会場である東京ビッグサイト(東京都江東区)内にブースを開設して、申込者に検体採取キットを渡す。申込者は自ら検体を採取した後、展示会場内の検査センターに提出する。検査結果をメール等で翌日に通知する。川重は今後もさまざまな場面でPCR検査サービスを提供し、安全・安心な人の往来を通じた経済活動の再開などにつなげたい考えだ。

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