神戸市、英アバディーン市との覚書を更新 新たに「H2 Twin Cities」めざす

20220309調印式

【神戸経済ニュース】英スコットランドの主要都市であるアバディーン市と神戸市は、海洋産業の振興や人材育成に加え、水素・再生エネルギーに関する情報共有などで連携することを盛り込んだ覚書を更新した。両市は2019年1月にエネルギー分野などで連携する覚書を結んだが、自動更新を盛り込んでいなかったことなどから、テレビ会議システムを通じて両市を結んだ新たな覚書の調印式を日本時間3日に開催した(写真)。

 水素を燃料として使った市街地での熱電併給や、港湾での水素の活用に向けては神戸市が世界的にも先行している。半面、アバディーンでは水素を燃料とした路線バスやゴミ収集車などが普及しているほか、北海での洋上風力発電など再生可能エネルギーの活用も進んでいる。両者の得意分野を互いに取り込めるよう、引き続き情報交換や連携を進める方針を確認した。

 前回の覚書では神戸市が「世界エネルギー都市間パートナーシップ(WECP)」加盟をめざすことを盛り込んだが、これが19年中に実現。代わりに今回は、国際エネルギー機関(IEA)が展開する国際的な2都市の連携によって水素の利用拡大などをめざすプログラム「H2 Twin Cities」(水素の双子都市)への登録を、神戸市とアバディーン市でめざすことを新たに盛り込んだ。

 調印式であいさつしたアバディーン市のクロケット市長は「水素に関する神戸市との友好関係が世界のモデルになることを期待している」と語った。神戸市の久元喜造市長は英語であいさつし、18年に同市を訪れた際のことを振り返ったうえで、「新たな覚書の調印でわれわれの協力関係が新たな段階に入ると願う」と強調した。

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