山陽電、舞子ホテルを売却 譲渡益67億円を特別利益に計上・純利益を上方修正

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【神戸経済ニュース】神戸と姫路を結ぶ路線が主力の山陽電気鉄道(9052)は7日、2019年12月30日から営業を停止していた「舞子ホテル」(神戸市垂水区)の土地と建物を売却すると発表した。22年3月期に売却益67億円と特別利益として計上する。15日に売却契約を結び、24日に物件を引き渡す。売却先については非開示としたが、資本関係や人的関係はないという。売却先は入札で決めた。

 舞子ホテルは1919年(大正8年)ごろに、当時の海運会社「日下部汽船」(現在の日下部建設、神戸市中央区)の迎賓館や創業者の別邸として建設された。「神戸建築百選」「ひょうご近代住宅100選」などに選ばれた名建築だ。山陽電は63年に土地と建物を取得し、子会社を通じて舞子ホテルを運営していたが、利用客の減少などから営業を休止。20年9月の運営会社清算を受けて、直営での営業再開も模索したが断念し、売却を決めたもよう。

 山陽電は同時に、固定資産の売却に伴う特別利益の計上を受けて、22年3月期の連結業績予想を見直した。純利益は前期比13.7倍の57億円になる見込み。従来予想の12億円から上方修正した。半面、営業収益は23%減の336億円、営業利益は65%増の12億円になる見通し。従来予想の338億円、15億円から下方修正した。鉄道収入が従来の想定に比べて下回ったのが主因だ。

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