家次神商会頭、ウクライナ「原油価格上昇で厳しい状況続く」「静観しかない」

20220307家次会頭

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の家次恒会頭(写真)は7日の定例記者会見で、ロシアによるウクライナ侵攻の影響ついて「特にエネルギー価格が高騰しており、コストプッシュ要因になるとみられ、いろんな物の値上がりで厳しい状況が続く」と述べ、原油高に拍車がかかったことが企業経営を圧迫するとの見方を示した。ロシアで展開している事業から撤退すべきか、などについては言及しなかった。

 家次会頭は「われわれの経済活動は世界秩序、平和が保たれてこそ成り立つ」と指摘。「早く停戦などの方向が出てくれるとありがたいが、難しそうとの報道もあり、われわれとしては静観するしかない」と話した。一方で、「それぞれの企業がどう防衛するか、(原材料高の)価格転嫁などができるか、ということが非常に大事になってくる」との認識も示した。

 加えて中林志郎専務理事は商工会議所として「ウクライナ情勢や原油価格上昇に関する特別相談窓口を設けており、できるだけ対応していきたい」「場合によっては行政などにも対応をお願いしていく」と説明した。

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