シスメックス、カイノス株5%取得 免疫測定装置の海外拡販ねらい資本業務提携

【神戸経済ニュース】医療用検査機器大手のシスメックス(4556)は25日、東証ジャスダック上場の検査試薬大手であるカイノス(4556)と資本業務提携を結ぶと発表した。カイノスが自己保有株を第三者割当方式でシスメックスに売却する。シスメックスはカイノス株を1株1089円で23万株取得。およそ2億5000万円を出資し、カイノスの発行済み株式を5.05%保有する第5位の株主になる見通しだ。

 これまでシスメックスはカイノスの株式を保有していなかったが、シスメックスの全自動免疫測定装置「HISCL(ヒスクル)」シリーズで使用する検査試薬を共同開発するなど取引関係にあった。資本業務提携を結んで関係を深めるのを機に、シスメックスが海外でヒスクルシリーズを拡販するのに必要になる、検査できる項目の拡充を加速するのがねらい。免疫系の検査試薬で強みのあるカイノスと、血液検査機器で高い市場シェアがあり世界に販売網を持つシスメックスの間で、相乗効果が発揮できると判断した。

 シスメックスによるカイノス株の取得は3月14日を予定する。シスメックスによると、カイノス株の取得によるシスメックスの2022年3月期の連結業績への影響はほぼないとしている。

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