兵機海運が反落、5%下落 ロシアのウクライナ侵攻が伝わり後場一段安

20191231神戸株ワッペン

終値 1459円 -81円(−5.26%)

【神戸経済ニュース】24日の東京株式市場では、東証2部の兵機海運(9362)が反落した。寄り付き直後から軟調に推移したが、後場に入って一段と下げ幅を拡大し、一時は前日比86円安の1454円まで下落した。昼ごろにロシア軍がウクライナへの侵攻を始めたと伝わったのを受けて、後場より直後から下げ幅を拡大した。ロシアに対する経済制裁が強化されることへの警戒感から売りが増えた形になった。

 在来貨物(非コンテナ貨物)が主力で、外航船はロシアへの定期航路がある。日本の経済制裁強化で輸出貨物が減ったり、就航できなくなったりする可能性を意識したもよう。ただ売買高は3200株にとどまり、前営業日の7000株の半分以下。17日の1万2000株に比べると役3分の1だ。昨年の高値である2585円(8月18日)からは、すでに4割以上下落した。下げの過程でウクライナ問題を一定程度は織り込んだとの見方もあるようだ。

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