MORESCO、今期純利益3.7倍に上方修正 中期計画も見直し・自動車生産伸び

【神戸経済ニュース】特殊潤滑油など化学品を製造販売するMORESCO(5018)は23日、2022年2月期の連結純利益が前期比3.7倍の19億円になりそうだと発表した。従来予想の16億円から上方修正し、増益幅が拡大する。外国為替市場で円相場が想定よりも円安・ドル安で推移したことから、海外子会社の収益や評価の円換算値が高まった。このため為替差益の計上額が増えることなどを見越した。

 売上高は前期比12%増の274億円、売上高は85%増の15億円を見込む。売上高の従来予想は268億円、営業利益は従来予想を据え置いた。自動車生産の回復で特殊潤滑油などの需要も増えたため、売上高を上方修正した。半面、原材料価格や輸送費などの高騰でコスト高になることから、採算は悪化。販売数量は伸びる見通しだが営業利益は据え置いた。

 合わせて24年2月期を最終年度とする中期経営計画を見直した。最終年度の売上高は前期比33%増の325億円、営業利益は2.7倍の23億円を目標とする。従来の297億円、22億円から引き上げた。自動車の需要増による出荷の伸びを織り込んだ。一方で原材料高によるコスト増と、中国で計画している生産拠点の再編なども考慮した。

 中期経営計画では、これまで経営指標として重視してきた総資産利益率(ROA)や自己資本利益率(ROE)に加え、今後は新たに投下資本利益率(ROIC)も重視することを盛り込んだ。同社全体でみてROICが加重平均資本コスト(WACC)を継続的に上回ることをめざす。ROICは事業ポートフォリオの見直し、最適化などにつながる指標とみて、企業価値の向上に活用する方針としている。

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