神戸市、水素活用などで新規に9億円 大規模水素ステ公募へ・22年度予算案より

20220221神戸市予算案より水素

【神戸経済ニュース】神戸市の2022年度予算案では、次世代エネルギーとしての水素に着目した「水素スマートシティ神戸構想」に関する施策など9億円を計上した。陸上では水素ステーションの整備に補助金を付ける制度を整備し、神戸市バスにも水素を燃料とする燃料電池車(FCV)を導入する。神戸港では二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルポートに向けた計画を作成。船への電源供給や港湾運送への水素供給もめざす。

 カーボンニュートラルポート計画の作成に向けては、21年度まで国土交通省や神戸港を利用する関係者と会合を重ねてきた。会合ではCO2の排出を減らすために、多くのエネルギーを水素に置き換える方策を協議。22年度は、政府が掲げる2050年のCO2排出量実質ゼロを神戸港でも目標として、具体的な施設整備などの計画を立てる。このほか22年度内に、係留中船舶のアイドリングが不要になる陸上からの電源供給設備を新港第1突堤と新港東ふ頭に整備する。

 コンテナターミナルを中心に港湾物流施設が集積するポートアイランド第2期地区には、大規模な水素ステーションを誘致する。コンテナをけん引するトレーラーやトラックなどに加え、ターミナル内の荷役機械にも水素を供給できる体制を整えたい考えだ。22年度は水素ステーションを建設・運営する事業者を公募。23年度に着工し、24年度にも完成させたい考えだ。

 水素ステーションの建設には1基あたり5000万円を上限とする補助制度を想定して予算額は5000万円、市バスへのFCV導入は1台3000万円の補助金を想定して予算額は3000万円とした。水素ステーションは1基、市バスのFCVは1台を想定した形だ。FCVバスの導入費用は1台1億円とされるが、3000万円の補助金は企画調整局で確保。その分、自動車を運行する交通局の負担が減る形だ。

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