斎藤兵庫知事、まん延防止「いますぐ解除は難しい」 延長を週明け判断へ

20220211斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は10日の定例記者会見で、兵庫県に適用した新型コロナウイルスのまん延防止措置が20日に期限を迎えることについて、「東京を含む先行したまん延防止等重点措置の延長が決定されたのを踏まえると、いますぐ解除は難しいのではないかと思っている」と述べ、兵庫県も延長になる可能性が高いとの見方を示した。そのうえで国への延長要請について、3連休後の「週明けには判断していこうと思っている」との方針を明らかにした。

 延長を要請する際も大阪府、京都府と3府県で足並みをそろえるか記者が聞くと、斎藤知事は「基本的にはそう考えている」と述べた。一方で大阪府は、感染者数の増加による医療提供体制のひっ迫で「医療非常事態宣言」を発出したことについては、「兵庫県も病床使用率が75%とだいぶ逼迫しつつあるが、非常事態宣言を出すところまでは、いたっていない」との認識を示した。

 まん延防止等重点措置に効果はあるのか、との質問には「一定の効果はある」という。「先行している沖縄、山口、広島では感染者数の低減効果が出ている」と指摘。兵庫県についても、感染者数の「伸びがだいぶ鈍化している」と話した。「飲食店には時短要請でご負担いただいているが、やはり飲食の場はリスクが高い」と述べ、営業時間短縮への協力に改めて理解を求めた。

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