(動画)竹下景子さん「オオカミなんておとぎ話だった」 新図書館の名誉館長に



【神戸経済ニュース】「自分の生きている社会は本当に小さな世界だけれども、本を読むことでどんどん世界が広がって--」。読書の魅力を語るのは、女優の竹下景子さんだ。竹下さんは10日に神戸市役所を訪れ、神戸市中央区の東遊園地で3月25日に開館する子供向けの図書館「こども本の森 神戸」の名誉館長に就任する式典に出席した。竹下さんは名誉館長の推薦図書として「シートン動物記」「ファーブル昆虫記」を図書館に寄付。これらの本にまつわる思い出について記者の質問に答えた。

 竹下さんは「オオカミなんて小学生の私にとってはおとぎ話のような存在でしかなかったけれど、生き物が仲間や家族を思いやる心とか、命というものを考えるきっかけにもなった」。シートン動物記に登場する「オオカミ王ロボは、本当に大好きだった作品の1つ」と振り返った。ファーブル昆虫記は「奥本大三郎先生の訳を読むと、ファーブルはまるで詩人のよう」。お気に入りはクモの描写だ。「実際に見たら決してかわいいと思えないクモのことを、あんなに愛情深く」と語り、そうした探究心を子供たちにも持ってほしいと願いを込めた。

 竹下さんは名誉館長として推薦図書を20冊程度選んでほしいと、神戸市からの依頼を受けた。シートン動物記、ファーブル昆虫記のほかにも「私自身が子供時代にとても好きだった本」「私の子供たちが小さいときに、何度も『読んで』と言って読み聞かせをした本」を中心に選び、図書館に寄贈する。「大人になってから出会った児童書も何冊か入れた」という。竹下さんが選んだ本は、図書館内に「名誉館長の推薦図書コーナー」を作って手に取れるようにする計画だ。

 「こども本の森 神戸」は建築家の安藤忠雄氏が東遊園地(神戸市中央区)に建設・寄付した子供向けの図書館だ。3月25日に開館を控える。寄付を受けた本を中心に2万5000冊の蔵書を予定。新型コロナウイルスの感染対策などを目的に、開館当初は抽選予約を実施して1日の入館者数を400人にとどめる。1時間半ごとに最大100人ずつ来館者を入れ替える予定で、2月16日から予約を受け付ける。

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