バンドーの4〜12月期、純利益2.2倍 コロナ前に近い伝動ベルト需要

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【神戸経済ニュース】伝動ベルト大手のバンドー化学(5195)が9日発表した2021年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が2.2倍の55億円だった。前期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済停滞が影響したが、それほどの影響が今期にはならなかった。半導体不足など供給制約の中でも海外を中心に自動車生産が回復し、コロナ前に近い伝動ベルト需要につながった。一般産業用や農業機械向けの伝動ベルトも需要が回復した。

 売上収益は19%増の696億円、営業利益は2.0倍の70億円だった。事業分野(セグメント)別の売上収益は「自動車部品事業」が24%増の305億円、産業機械・農業機械向けが増えた「産業資材事業」が13%増の251億円、機能フイルムや建築資材用フイルムなど「高機能エラストマー製品事業」が24%増の105億円だった。その他の事業では小幅な収益寄与ながら、同社が独自開発した伸縮性ひずみセンサーを使った嚥下運動モニター「B4S」の販売も始まった。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比14%増の45億円を見込む。21年12月で既に上回ったが、半導体不足のほか原材料価格や海上運賃の高騰など外部環境の不透明感が強い。影響の見極めが必要として、業績予想の修正を見送った。

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