川重、福岡市地下鉄の車両108両を受注 100億円で24〜27年に納入

20220207福岡市地下鉄

【神戸経済ニュース】川崎重工業は7日、鉄道車両部門を昨年10月に分社化した川崎車両が福岡市交通局から地下鉄車両108両を受注したと発表した。受注総額は消費税別で100億円。川崎車両の本社工場(旧川重兵庫工場)で製造し、2024年度から27年度にかけて順次納入する。(写真は博多駅に停車する福岡市地下鉄1000N系=資料)

 新車両は福岡市地下鉄の空港線・箱崎線に投入する。福岡市地下鉄が開業した1981年当時に1000系として登場し、97〜04年に改造して1000N系になった既存車両の108両(6両×18編成)をすべて置き換える。

 静粛性や乗り心地の改善に加え、バリアフリー設備や情報提供設備を拡充し、安全・安心な車内空間をめざす。車体の大きさは長さが20メートル、幅がおよそ2.8メートルで現行車両とほぼ同じ。高さは3.65メートルと、1000N系(最高4.1メートル)よりもやや低くなる見込み。構造やデザイン、社内設備、形式番号など詳細は今後決める。

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