フェリシモ猫部と喜楽館が初コラボ 21〜27日に「猫LOVEウィーク」

20220124猫LOVEウィーク

【神戸経済ニュース】兵庫県内で唯一の上方落語の定席である神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)は、にゃんにゃんにゃんの語呂合わせで「猫の日」の2月22日に合わせて21〜27日の昼席公演で、猫が大好きという落語家が猫に関する演目で出演する「猫LOVEウィーク」を初開催する。これに通販大手のフェリシモ(3396)で、猫に関する雑貨を企画・販売する「フェリシモ猫部」がコラボ。期間中はロビーの壁をフェリシモ猫部のデザインによるTシャツ40枚の展示で埋め尽くし、毎日10人にグッズが当たる抽選も実施する。喜楽館とフェリシモのコラボとしても初めてだ。

 出演するのは「上方落語協会はにゃしか倶楽部」を作る猫好きの落語家たちだ。笑福亭松喬さん、月亭遊方さん、笑福亭右京さん、桂米紫さんらが出演の予定。演目は古典落語の「ねずみ」のほか「子はかすがい」を改作した「猫はかすがい」、「子ほめ」を改めた「猫ほめ」、「犬の目」を改めた「猫の目」など。猫に関する話題について出演者らが総出演して語る「猫トーク」も予定する。同倶楽部の猫番長という遊方さんは、踏まれたり放り投げられたりと「落語の中ではかわいそう」(遊方さん)な猫の復権をめざすと意気込む。

 来場者にはフェリシモ猫部のグッズであるメモパッドと、クリアファイルを5人ずつにプレゼントする。フェリシモ猫部の商品の多くは、犬猫の保護と里親探し活動、猫の過剰繁殖防止活動を支援し、1頭でも殺処分される犬や猫を減らすための基金「フェリシモわんにゃん基金」への寄付金が付く。喜楽館の「猫LOVEウィーク」を猫好きが集まる機会ととらえ、フェリシモわんにゃん基金の活動をアピールする機会にする。フェリシモ猫部としても喜楽館の「猫LOVEウィーク」について情報発信し、相互PRにつながると判断した。

 各日とも午後1時半開場、午後2時開演。現在は客席数を210席から96席に減らして開演している。入館にはマスクが必要だ。料金は通常の昼席と同じで前売り券が2300円、当日券は2800円。証明書があれば65歳以上は当日券も2300円になる。10人以上の団体は大人2000円になる。(写真は猫耳を付けて「猫LOVEウィーク」をアピールする出演者、左から桂米紫さん・月亭遊方さん・笑福亭右喬さん)

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