金花川重会長が「水素協議会」の共同議長に就任 世界の企業が水素普及を促進

20200106川重金花社長

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は3日、同社の金花芳則会長(写真=資料)が世界の自動車大手や産業ガス・エネルギー会社などが水素の普及などを目的に設立した「水素協議会」の共同議長に就任したと発表した。もう1人の共同議長である米国のエンジンメーカーであるカミンズ(インディアナ州)のトム・ラインバーガー会長兼CEO(最高経営責任者)とともに、水素協議会の活動をけん引する。金花会長は、仏産業ガス大手エア・リキードのブノワ・ポチエ会長兼CEOから共同議長を引き継いだ。任期は2年間で、就任は1月25日付。

 水素協議会は2017年設立。同年1月の世界経済フォーラム(ダボス会議)をきっかけに発足し、世界的な大企業のトップレベルで水素エネルギーの活用に向け交流する。各国の水素活用に向けた制度設計などに影響力を持つ。日本からは川重のほか、ENEOSホールディングス(5020)、ホンダ(7267)、岩谷産(8088)、トヨタ(7203)などが参加している。

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