神戸製鋼、神戸発電所3号機の営業運転を開始 石炭火力・最大出力65万kW

2022/01/01  15:45  「投資額」を追加しました。

20220201神戸発電所

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は1日、神戸市灘区の高炉跡地に建設していた石炭火力発電所「神戸発電所3号機」の営業運転を開始したと発表した。法的手続きをすべて終え、性能が条件を満たしていることを確認したうえで、関西電力(9503)への電力供給を同日始めた。建設・運営は神戸製鋼の子会社であるコベルコパワー神戸第二(神戸市灘区)が手がける。(写真は旧神戸製鉄所=現在の神戸線条工場=と1・2号機を運営するコベルコパワー神戸の正門=資料)

 発電方式は最新の石炭発電技術「微粉炭火力・超々臨界圧発電」を採用。超臨界圧発電を採用した神戸発電所1・2号機よりも発電効率を高めた。3号機の出力は65万キロワット。同型の4号機を2022年度の運転開始を目標に建設しており、完成すれば3・4号機の合計で130万キロワットの出力になる。1・2号機との合計では270万キロワットの出力になる予定で、神戸市のピーク時使用電力(想定約200万キロワット)をすべてまかなえるようになる。投資額は約2000億円。

 都市型発電所として高い水準の環境対策を実施。神戸市の「神戸市民の環境をまもる条例」に基づき神戸市と環境保全協定を結んだ。試運転でも排気の成分などは、すべて協定で定めた値の範囲内におさまったとしている。

 神戸製鋼は昨年5月に発表した24年3月期を最終年度とする中期経営計画に、神戸発電所でアンモニアを燃料とする発電に向けて技術開発する長期的な方針を盛り込んだ。2020年代のうちに石炭とアンモニアを混ぜた燃料を使用できるか検討する計画だ。2050年をめどに同社全体の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」をめざす。

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