神戸空港、12月の旅客数は前年比48%増 2カ月連続で20万人超・年間は微増

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した12月の神戸空港旅客数は、前年同月比48%増の22万6123人だった。前月に続いて2カ月連続で月間の旅客数が20万人を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大が一服したのを受けて、観光、ビジネスでの航空機の需要が回復した。航空各社が減便の規模を縮小し、年末の移動需要を取り込んだのも寄与した。ただ新型コロナ感染拡大前である19年12月の旅客数との比較では20%下回った。(写真は神戸空港=資料)

 路線別でみると宮古(下地島)便と前年同月は就航していなかった花巻便の2路線を除く、9路線で前年同月を上回った。全便でみて利用率(提供座席数に対する有料乗客数)は60.3%と、前月に続いて60%を上回った。旅客便の発着回数は前年同月比では15%増の2257回、小型機なども含めた全体の発着回数は7%増の3044回だった。発着回数は19年12月との比較では1%減だった。

 同時に発表した21年の神戸空港旅客数は162万5908人だった。引き続き新型コロナの感染拡大を受けた航空需要の減少が響いたが、20年(162万5646人)をわずかながら上回った。

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