神戸市「アーバンイノベーション」で4社採択 MaaSで三宮活性化など

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【神戸経済ニュース】神戸市は、スタートアップ企業やベンチャー企業などと共同で行政課題に取り組む「Urban Innovation Kobe(アーバンイノベーション神戸)」で、21年度下期に提示した4課題について、4社を採用したと発表した。専用のホームページから応募があった57社の中から、書類選考と面談を実施して採択を決めた(表)。

 「神戸・三宮周辺をMaaSで活性化!」との課題には、人工知能(AI)でユーザーの性格や好みを分析して、目的地と移動手段を提案するサービス「NOSPOT」を開発・提供するNew Ordinary(ニュー・オーディナリー、名古屋市西区)を採用した。三宮を訪れた人が北野や元町、臨海部などに足を運ぶきっかけを提供し、回遊度の向上・活性化をめざす。

 「デジタル技術を活用した、若者向けの防災コンテンツを作りたい!」との課題では、Psychic VR Lab(サイキックVRラボ、東京都新宿区)を採用した。サイキック社のプロジェクトメンバーの1人は大学で教員も務めていることもあり、実際に学生らがテストしながら開発を進められるという。

 今回の募集時点で神戸市は5つの課題を提示し、協業相手を募集した。ただ「危険物施設の立ち入り検査をデジタル化し、少しでも事故を減らしたい!」について、アーバンイノベーション神戸としての採用がなかった。

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