久元神戸市長、3空港懇「神戸空港できるだけ上手に活用を」 関西経済の浮揚に
- 2022/01/12
- 20:05

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は12日の定例記者会見で、翌日に控えた関西3空港懇談会に自ら出席することを述べたうえで、改めて神戸空港の国際線就航に向けて前向きに発言する意向を示した。神戸空港の国際化は、2025年ごろまでに検討することで19年5月の同懇談会の際に合意しており、「こういう方向で神戸空港の利活用を考えていただきたいと思っているので、そういう発言をしたい」と語った。関西経済の浮揚に向け「神戸空港をできるだけ上手に活用していただく」と話した。
ただ国際博覧会(大阪・関西万博)を開催する25年まで残り時間は約3年。神戸空港に国際ターミナル建設など施設整備をするとなると、着手を急ぐ必要がある。久元氏は「万博は重要な要素」としながらも、「神戸空港を賢く使うことが関西3空港を一体運用する立場から見てもいいことだし、3空港を賢く使うことが関西全体の発展につながる、というのが共通の認識で、(神戸空港を国際化する議論の)前提になった」と指摘。国際化の議論に中長期的な視点が欠かせないことも強調した。
一方で「どうすれば陸海空の交通ネットワークを賢く使うことができるのかは、神戸経済全体の活性化に非常に関わる大事な話なので、特に商工会議所の家次(恒)会頭からも、空港へのアクセスについてしっかり取り組むよう提言をいただいている」と説明。神戸空港を使った観光誘致などを含め、「経済界も一緒に神戸空港の利用客の増を図っていただくことは重要」と述べ、地元財界が神戸空港の国際化に前向きな姿勢であることを改めて歓迎した。
一方で「どうすれば陸海空の交通ネットワークを賢く使うことができるのかは、神戸経済全体の活性化に非常に関わる大事な話なので、特に商工会議所の家次(恒)会頭からも、空港へのアクセスについてしっかり取り組むよう提言をいただいている」と説明。神戸空港を使った観光誘致などを含め、「経済界も一緒に神戸空港の利用客の増を図っていただくことは重要」と述べ、地元財界が神戸空港の国際化に前向きな姿勢であることを改めて歓迎した。
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