(動画)オリックスの中島監督、日本シリーズ「また神戸で」 神戸市が「特別賞」



【神戸経済ニュース】神戸市は11日、2021年のプロ野球パ・リーグ優勝を果たしたオリックスに対する「スポーツ特別賞」の贈呈式を開いた。チームに対する表彰とあって中島聡監督が代表して神戸市役所を訪れ、久元喜造市長から表彰状、神戸市議会の坊恭寿(やすなが)議長からトロフィーをそれぞれ受け取った。中島監督はあいさつし、「今年もどうにか連覇して」「神戸で(日本シリーズを)できたらいいなと思っているので、また応援してください」と静かな口調で今年のシーズンへの決意を語った。

 21年のSMBC日本シリーズはセ・リーグの東京ヤクルトを相手に苦戦。「神戸に帰ろう」を合言葉に辛くも2勝して、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)の第6戦に漕ぎ着けた。結果として破れたが、「大接戦の死闘を演じたのが神戸市民の多くの脳裏に焼き付いている」と久元市長。阪神淡路大震災の翌年である1996年の日本一以来のパ・リーグ制覇に久元氏は「改めてお祝いを申し上げたい」と、健闘をたたえた。

 中島監督は正捕手として前回96年の優勝に貢献した。式典の終了後に中島監督は、かつての本拠地だった神戸市からの表彰について「とても嬉しく思っている」と話した。神戸での試合は少なく、現在は大阪に本拠地が移ったことを意識しながらも、神戸への思い入れを問われると「心の中ではでかいです」と明かした。

 神戸スポーツ特別賞は国際競技大会などで優秀な功績があったスポーツ選手を顕彰する制度。プロ野球選手ではこれまで、1994年のオリックスで1シーズンに史上初の200本安打を達成したイチロー選手や、96年に日本一になった同チームの選手ら、21年に2000本安打を達成した神戸市西区出身で西武の栗山巧選手に贈った。

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