斎藤兵庫知事、新型コロナ「第6波の入り口」 行動制限強化は慎重姿勢

20220105斎藤兵庫知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は5日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの新たな感染者数が5日確認分で59人と、10月8日以来およそ3カ月ぶりの高水準になったことで、「第6波の入り口に入りつつあるというのが私の認識」と述べ、新たな変異株であるオミクロン型を含めた感染再拡大に警戒感を示した。ただ現時点では専用病床にひっ迫感が乏しいことなどもあり「行動変容とか経済を急激にストップさせることは、できるだけしたくない」といい、住民に対して行動制限の強化を要請することなどには慎重な姿勢を見せた。

 感染拡大の背景には年末年始で人の動きが活発化したことだけでなく、感染力の強いオミクロン型で市中感染が発生するなど、「いろいろな要素があって感染が広がりつつある」との認識を示した。そのうえで新型コロナ専用病床の確保や、保健所の増員や機能強化など、医療提供体制の充実に乗り出すことも表明。オミクロン型の感染者については岸田文雄首相が前日記者会見で示した方針にならい原則入院を改め、入院のほか宿泊療養、自宅療養など症状に応じた対応に切り替える方針も示した。

 一方で斎藤氏は「ようやく百貨店の売り上げや観光も含めた個人消費など、経済が戻り始めているので、この流れを止めたくないというのが率直な思い」と強調。「ワクチン検査パッケージは、まん延防止等順天措置や、緊急事態措置のときでも経済活動を止めないための1つのカード」といい、3回目のワクチン接種とともに進めていく意向を改めて示した。感染の抑制と経済活動の継続を「なんとか両立したい」「どういった形でウィズコロナ型の社会を作るのか兵庫県としても試される」と語った。

 加えて「基本的な感染対策の徹底がやはり有効」とも指摘。マスクの着用や手洗い・手指消毒、換気などを継続するよう呼びかけた。

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