神戸阪急、12月の売上高4.0%減 既存販売床では前年比増

【神戸経済ニュース】エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O、8242)傘下の神戸阪急によると、同店の12月の売上高は前年同月比4.0%減(速報値)だった。5カ月連続で前年同月を下回った。引き続き店舗改装を受けた販売床面積が減少が響いた。ただ階層部分を除いた既存販売床ベースでは前年同月比プラスだったという。来店客数が前年同月を上回った。

 食品の伸びが全体をけん引した。婦人服や紳士服などファッション、専門店も前年同月を上回った。ラグジュアリ(高級)ブランドも、既存ブランドでみればプラスだった。前年同月は新型コロナウイルスの「第3波」が拡大する局面。外出を自粛する動きも広がっており、来店客数が低迷していた。

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