家次神商会頭「コロナどう克服するか」 行政には円滑な3回目接種など要望

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【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は4日、年頭に際して記者会見し、今年の景気について「(新型)コロナ(ウイルス)をどう克服するかがキーワード」になるといった見方を示した。行政に対しては「万全の医療体制と3回目の早期接種をお願いしたい」と語った。新たな変位株「オミクロン型」が重症化しにくいとの見解もあることから、多くの人が軽症の新型コロナに感染して免疫を持つことで流行が収まる「集団免疫」への期待にも言及した。

 政府の経済対策としては「個人消費を喚起する施策」に期待すると述べた。足元では政府による子供1人あたり10万円の配布が始まった。さらに国内外とも旅行に行けず、「個人のふところが温まっている面があるようだ」と指摘。現在の感染状況であれば、政府の旅行需要喚起策である「Go To トラベル」についても「再開すればよいのではないか」と話していた。

 神商の今年の運営方針としては「地域企業の事業継続、発展を支えていく」「新しいチャレンジ、ビジネス変革を促進していく」「交流再開、都市整備を着実に進める」と改めて述べた。都市整備の観点から大阪市で2025年に開く国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて神戸空港の国際線就航、同空港への交通アクセス強化について、経済界の立場からも積極的に発言したい意向にも言及した。そのうえで「神戸のポテンシャルに磨きをかけ、地域全体を高みに押し上げていきたい」と語った。

 昨年12月26日に兵庫県の斎藤元彦知事と大阪府の吉村洋文知事が会談し、大阪港と神戸港を統合するなどで関西全体を活性化することなどに言及。これについて記者が質問すると、「すべてが大阪主導で決まるのではなくて、神戸は神戸の強みがたくさんあるので、それを組み合わせて関西全体がよくなるようにしてほしい」と指摘。「われわれも神戸空港の国際化などを提起している」と語った。

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