11月の神戸市消費者物価、前年同月比横ばい 通信費下落も光熱・宿泊費が上昇

20211229消費者物価指数

【神戸経済ニュース】総務省が発表した11月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比横ばいの99.5になった。同指数の前年比では下落は、前月までの12カ月連続で止まった。大手の携帯電話会社の格安サービスが今春相次いで始まったことなどから、「通信」が33.7%下落した。半面、電気代、ガス代、灯油代を含む「他の光熱」が上昇。前年同月に「Go To トラベル」があった宿泊費も上昇した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に下落した通信料・携帯電話機含む「交通・通信」のほか、「住居」「家具・家事用品」「保険医療」「教育」の5費目だった。半面、「光熱・水道」と宿泊費を含む「共用娯楽」のほか「被覆および履物」「諸雑費」「生産食品を除く食料」が上昇した。

 全国統計では、総務省が発表した11月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は100.1と前年同月に比べ0.5%上昇した。前月比(季節調整値)では0.3%上昇した。

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