久元神戸市長、兵庫県の行財政見直し「双方納得できる着地点を見いだす」

20211223久元市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は23日に開いた定例記者会見で、兵庫県が打ち出した行財政運営方針の見直し「県政改革方針」案の一次案について、「県のお考えもしっかり聞いて、それに対して私どもの考えもお知らせし、キャッチボールをしながら双方にとって納得できる着地点を見いだしていく」と述べ、兵庫県と対話したい意向を表明した。神戸市内での市街地再開発事業への補助金を廃止するほか、神戸マラソンの主催者から降りるなど、兵庫県の方針が神戸市にとって厳しい内容ではないかとの記者の質問に答えた。

 久元市長は兵庫県の財政について「厳しい状況にあるというのは前から知られていた」と指摘。さらに「斎藤(元彦)知事が就任されて、新しい知事の目でご覧になって、これまでの対応では十分ではない、もっと踏み込んだ対応が必要と判断してこの方針が示されたのだと思う」との見方を述べた。そのうえで「改革が必要である、財政の健全化を図らなければいけないという問題認識は理解できる」と述べ、斎藤知事が掲げた方向性について理解を示した。

 一方で「具体的に(見直しの案の中で)示されたものは、これまで兵庫県と相談をして実施をしてきたもの」であるとも指摘。兵庫県が主催者から協賛者への移行を示した「神戸マラソンの実行委員会も、そもそも県の公館で開かれてきた」と述べ、むしろ兵庫県が主導してきた事業であることも示した。「一方的に聞いて『はいわかりました』『いや絶対困ります』というものではない」として「しっかりと意見交換をしながら、双方にとって一番いい結果を見いだしていきたい」と神戸市からも意見を表明したい意向を強調していた。

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